感染性胃腸炎の徹底対策|チョイス@病気になったとき

NHK・Eテレの「チョイス@病気になったとき」で徹底対策!感染性胃腸炎が放送されました。

 

感染性胃腸炎とは?

杉田賢造さん(49歳)は7年前、感染性胃腸炎にかかりました。一晩、下痢と嘔吐を繰り返し続けた杉田さんは翌日やっとの思いで病院へと向かいました。診断の結果、医師から告げられたのはノロウイルスが原因の感染性胃腸炎でした。この病気で杉田さんの体重は3日で6キロも減少しました。

 

ノロウイルスの主な症状

嘔吐、下痢、腹痛、発熱など
ノロウイルスは鼻水や咳などの症状がないのが特徴です。

 

感染の原因とは?

杉田さんがノロウイルスに感染してしまったのはあるバッドチョイスが原因でした。それはすでにノロウイルスに感染していた家族が嘔吐したものを素手で処理してしまったこと。このことが杉田さんのウイルス感染の原因となっていたのです。ノロウイルスは生の魚介類などに付いています。ノロウイルスは感染力が強く、人から人へ感染するケースも多いのです。その威力はわずか数十個程度のウイルスでも感染性胃腸炎を引き起こす可能性があるのです。

杉田さんへと感染したウイルスの脅威は本人だけにとどまりませんでした。実家で療養していた杉田さん。両親にも感染してしまったのです。

 

感染予防のポイント

・生食の場合、衛生管理がきちんとされているものを食べる
・十分に加熱する
・貝と他の食品を接触させない
・使った調理器具は消毒する

 

最も効果的な対策とは?

大東文化大学の中島一敏(なかしまかずとし)教授によると、ノロウイルスの予防の基本は丁寧な手洗いだと言います。実は手をキレイに洗っているつもりでも洗い残しがあるケースが多いです。

[手洗いのポイント]
1、石鹸はよく泡立てる
2、指の間と付け根を洗う
3、指先は手を丸めて円を描くように洗う
4、親指と手首は揉み込むように洗う
5、ペーパータオルで手を拭く

二次感染を防ぐには感染した人が使ったトイレはもちろん、ドアノブや壁など触れた場所を消毒することが重要です。ノロウイルスに対しては市販の塩素系漂白剤を使うと消毒できます。消毒をする前には必ず使い捨ての手袋やマスクを着用してください。ノロウイルスは乾燥すると空中に漂い口に入って感染することがあるので糞便や吐物は乾燥しないうちに処理することが重要です。

 

細菌による感染性胃腸炎

桑原彩香さん(24歳)は去年の冬、細菌による感染性胃腸炎にかかりました。想像を絶するお腹の不調の原因は生レバーによるカンピロバクターでした。カンピロバクターとは哺乳類や鳥類などの動物が持っている細菌の一種です。カンピロバクターは重症化すると手足の麻痺や呼吸困難などを引き起こすこともある怖い病気です。