元ヤクルトの副島孔太は今…|爆報!THEフライデー

90年代、プロ野球界はヤクルト全盛期でした。野村克也さんのデータを重視したID野球が球界を席巻。あらゆる心得と戦術が書きこまれた「野村ノート」が注目を集め、古田敦也さん、宮本慎也さんなど野村監督の愛弟子たちが大活躍しました。

そんな中、ヤクルトで活躍したのが副島孔太(そえじまこうた)さんです。副島孔太さんは1996年にドラフト5位でヤクルトに入団。野村信者だった副島孔太さんは、野村監督の秘蔵っ子として代打の切り札で活躍しました。

しかし、30歳の若さで戦力外通告。表舞台から姿を消しました。

副島孔太は今…

現在42歳になった副島孔太さんは、ヤクルト入団時の契約金6000万円で両親のローンを支払った大田区の一軒家で生活しています。5年前に両親が他界。独身の副島孔太さんは一人暮らしをしています。

30歳で戦力外通告を受けた副島孔太さんは、生活のため西麻布の鉄板焼き店で働くバイト生活を始めました。生きる目標を失い抜け殻になってしまいました。

しかし、3年前たまたまあるものを発見し人生が激変しました。それは現役時代に野村監督の指導を書き残した「野村ノート」でした。

そこには「人生-野球=0の人間になるな!!」と野村監督の人生訓がつづられていました。そして、その言葉を胸に一発逆転をかけて1000万円を借りビジネスを始めました。それは学習塾。神奈川県元住吉の「名学館」です。

実は副島孔太さんはもともとは桐蔭学園に通った秀才でした。副島孔太さんは生徒一人一人のデータをファイリングし、そのデータをもとに講師に教育方針を指導しています。その結果、開業わずか1年で生徒数は50人以上に。そして、塾の中に貼っていたのは副島孔太さんが一番大好きな野村監督の言葉です。

心が変われば態度が変わる
態度が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
運命が変われば人生が変わる

副島孔太さんはこの言葉を常日頃、生徒たちに伝えています。

そして2016年7月には、さらなる文武両道を目指し、勉強の塾だけでなく野球塾も開校。恩師・野村克也さんの言葉を胸に今も頑張っています。

「爆報!THEフライデー」

この記事のコメント

  1. 茅原恭子 より:

    野村監督の言葉、衝撃でした❗
    いろんなことを考えずに、この言葉通りに生きてみようと素直に思いました。

    元気と勇気を頂きました????