盲腸(虫垂炎)の早期発見と治療|チョイス@病気になったとき

NHK・Eテレの「チョイス@病気になったとき」であなたの知らない盲腸 虫垂炎が放送されました。盲腸(急性虫垂炎)は15人に1人の割合で発症すると言われている身近な病気です。主な症状はだんだん激しくなるお腹の痛み。しかし、その原因が虫垂炎だと気が付かないケースも多いのです。しかも、そのまま放置してしまうと命の危険にまで繋がることもあります。

 

急性虫垂炎とはどんな病気なのか?

圷一平さん(34歳)は1年前、お腹の痛みに悩まされ、痛みを我慢することで病気を悪化させてしまいました。じっとしていられない程の痛みが右下腹部にあらわれました。気を紛らわせるため、圷さんは一晩中ベッドの中で足をバタバタさせていました。これまで感じたことのない痛みに襲われたにも関わらず、病院へ行こうとはしませんでした。圷さんは便秘のせいだと思い、近くの病院を受診することにしました。この時の診断は便秘でした。整腸剤と便秘薬を1週間分処方されましたが、薬を飲んでも便秘を解消されませんでした。結局6日間、便が出ることはなく痛みを強さを増していきました。ついに圷さんの我慢も限界になり別の病院へ行くことを決意。病院に到着後、すぐに検査が始まりました。超音波検査とCT検査により分かったお腹の痛みの原因は急性虫垂炎でした。

虫垂は大腸のはしに伸びている長さ約5cmの臓器。急性虫垂炎とは何らかの原因で虫垂の中が詰まってしまい、炎症を起こす病気です。

圷さんの虫垂は炎症のため破れていました。さらに、膿が漏れ出ていることも分かりました。圷さんは手術によって虫垂を摘出。約10日間の入院を経て、現在は以前と変わらない毎日を過ごせるまでに回復しました。

 

虫垂炎の主な症状

おなかの痛み、食欲不振、吐き気・嘔吐、発熱、便秘、下痢など

 

早期発見のポイント

1、痛みがおなかの中心から右の下腹部へ移動
2、嘔吐より先に痛みを感じる
3、右の下腹部を押すと痛い

 

虫垂炎の治療のチョイスとは?

東浩二さん(41歳)はこれまでに感じたことのない痛みを感じ救急車で病院へ。症状があらわれてから早い段階で診断を受けられたため、治療は手術と薬という2つの選択肢がありました。そして東さんは薬を選択しました。1週間入院し、6日間炎症を抑えるための薬を点滴されました。痛みを感じたらすぐに病院へ行くというチョイスで東さんは手術をせずに以前と変わらない生活を送れるまでに回復しました。

 

虫垂炎の手術とは?

伊藤敦美さんが虫垂炎にかかったのは7年前。実は以前にも虫垂炎を発症していた伊藤さん、その時は薬で治療していたのですが2回目の発症ということもあり医師から手術をすすめられました。伊藤さんが受けた腹腔鏡手術はおへその内側に約2cmほどの穴を1か所あけて行いました。心配していたお腹の傷痕も現在はほとんど目立ちません。

 

ベストチョイスへの道

おなかの痛みに異変を感じたら早めに医療機関を受診