若返りトレーニング|チョイス@病気になったとき

NHK・Eテレの「チョイス@病気になったとき」で若返りトレーニングについて放送されました。

 

歩けないほどつらいひざの痛み

平間和美さん(73歳)は4ヶ月程前、膝の痛みが原因で歩けなくなってしまいました。病院へ行き検査をした結果、変形性ひざ関節症と診断されました。ひざ関節の中の軟骨は、膝にかかる衝撃を吸収するクッションの役目をしています。老化などによりその軟骨がすり減ると、そこに炎症が起こります。変形性ひざ関節症は、それによって神経が刺激され痛みを引き起こす病気です。平間さんは家の中でじっとして過ごすことが多くなりました。実はこれこそが平間さんのひざの痛みが治らない理由の一つだったのです。

筋肉の大元は筋繊維。これが集まって筋肉となっています。筋繊維は使われないと萎縮して細くなり、筋肉量は減ってしまうのです。平間さんの場合、痛みでひざを動かさなかったため、膝を支える筋肉が衰え関節は不安定になり、さらに痛みが起こるようになってしまったのです。

 

ひざの痛みを改善するチョイス

平間さんの一番の楽しみは孫の洋生くんと一緒に遊ぶことでした。しかし、ひざが痛いために抱っこなどのスキンシップができなくなってしまいました。何とか孫と遊びたいと思った平間さんは整形外科を受診。医師の診断の後、その指示に従って理学療法を受けました。モビライゼーションは動きが悪くなった関節や筋肉の動きをよくする治療です。平間さんはモビライゼーションを多い時では1時間程、週1回受けていました。さらに平間さんは理学療法士に教えられた筋トレを家でも毎日行っています。膝の関節がグラつかないように周りの筋肉を鍛えるのが目的です。これらを3ヶ月行った結果、スムーズに歩けるようになっただけでなく階段ののぼりおりも痛みもなく以前と同じようにできるようになりました。

 

階段を上がるのがつらい方の若返りトレーニング

1、椅子に座り腰をまっすぐ伸ばす
2、ひざを伸ばして5秒数える
3、左右のひざで行う

左右10回ずつ1セット。1日3セット行いましょう。

 

つまずきやすい方の若返りトレーニング

1、椅子の背にもたれる
2、ももとつま先を引っ張り上げる
3、左右交互に行う

 

肩の痛みで日常生活が大変に

山本まり子さん(49歳)は1年半前、首の付け根辺りに痛みを感じました。3ヶ月経つと肩にまで痛みが広がりました。山本さんは理学療法士がいる整形外科へ。医師から告げられた肩の痛みの原因は過去に受けた子宮筋腫の手術でした。その原因は筋膜のねじれ。筋膜とは全身の筋肉を覆っている膜。筋肉の中にまで入り込んで筋肉を支え、動きをサポートしています。山本さんの場合、下腹部の手術をしたことで手術をしたところの筋膜が緊張し、左肩の筋膜まで引っ張られていました。そのため肩関節が前に出てしまい動きが悪くなって痛みが起こったのです。そこで理学療法士が行った治療は筋膜マニピュレーション。筋膜のねじれを手でときほぐす治療です。山本さんは筋膜マニピュレーションを7ヶ月間、週1回行ってきました。筋膜のゆがみを解消し、肩関節を正常な位置に戻すのが目標です。さらに、山本さんが日々行っているのが理学療法士から指導された筋トレです。

 

高い所に手が届かない方の若返りトレーニング

1、両腕をあげて胸を張る(20秒)
2、両肘をつけて上に上げ、肘が離れそうになる位置で止めて10秒キープ

 

瓶のふたが開けられない方の若返りトレーニング

1、指の第二関節を曲げる
2、指を曲げたまま握る
3、指を伸ばす
4、指を手のひらにつける
5、手を広げて伸ばす