目の疲れ|チョイス@病気になったとき

NHK・Eテレの「チョイス@病気になったとき」で疲れ目を解消!が放送されました。

 

休んでも治らない目の疲れとは?

子育てをしながら会社で事務の仕事をしている平湯祐子さん。彼女の体に異変が起きたのは10年程前のことでした。平湯さんは慢性的な激しい頭痛や肩こりに苦しみ、さらにはめまいや吐き気まで感じるようになったのです。そんな平湯さんに転機が訪れたのは去年。体の悩みを話した友人の「それって目が原因じゃないの?」という言葉がきっかけでした。平湯さんは半信半疑で眼科へ。眼科では通常の視力検査の他、屈折検査など様々な詳しい検査を受けました。その結果、眼精疲労だと言われました。

目の疲れの原因となっているのは毛様体筋と呼ばれる目の焦点を合わせる筋肉のコリです。毛様体筋は遠くを見るとリラックスしてゆるみます。ところが、近くを見る時には緊張するため目が疲れやすくなるのです。眼精疲労とは目の焦点を合わせる毛様体筋が緊張し続け、その疲れが慢性化した病気です。

平湯さんは遠くがハッキリ見える度の強い眼鏡をかけていました。しかし、度の強い眼鏡をかけると遠くを見るのはよく見えて快適ですが、近くを見るのにピント合わせをしなくてはいけません。そのため近くを見ると毛様体筋に負担がかかり目が疲れてしまうのです。

平湯さんがしたチョイスは眼鏡を変えることでした。

 

目の疲れないパソコンの使い方

・室内の明るさとパソコンの画面の明るさの差を少なくする
・40cm以上離す
・斜め下に向くと良い
・パソコンにブルーライトカットフィルターをつける

 

眼精疲労のもうひとつの原因とは?

度の強い眼鏡から度の弱い眼鏡に変えるというチョイスをした平湯さんですが、眼精疲労の原因は他にもありました。それは斜視です。斜視とは左右の視線がズレている状態のこと。この左右の視線のズレが目に負担をかけていたのです。しかし、平湯さんの斜視は見た目では分からない隠れ斜視でした。

平湯さんは新しい眼鏡をプリズム眼鏡にしました。通常の眼鏡は見ているものの像はレンズを通しても真っ直ぐしか目に届きません。斜視の場合、本来の視線から無理に視線を動かして見るために目に負担がかかります。一方、プリズム眼鏡は見ているものの像の角度を少しズラすことで自然な状態の視線で見られる眼鏡です。それによって目への負担も大きく減らすことができました。

 

眼精疲労以外の目が疲れる原因とは?

多々良麻弥さんが目に異常を感じるようになったのは2003年。もともと両目2.0と視力の良かった多々良さんでしたが、突然見えにくい感じがしたのです。病院での診断はドライアイでした。ドライアイとは加齢などにより涙の量や質が低下して目に潤いがなくなった状態です。涙には目の殺菌や洗浄、さらには栄養補給など目を守るための様々な役割があります。しかし、涙が不足してドライアイになり表面が乾いてしまうと目を守る力も落ち、目が疲れたり角膜が傷ついたりするのです。現在、日本でデスクワークをする人の3人に1人がドライアイとも言われ、その数は年々増加しています。

通常のドライアイの治療は、目に潤いを与えるため涙にかわる人工涙液などをさす点眼治療が一般的です。しかし、多々良さんのドライアイは程度が重く点眼治療だけでは治療の効果がみられませんでした。そこで多々良さんは涙点プラグを入れるというチョイスをしました。

涙点プラグとは0.5~1ミリ程度のシリコン製の蓋のような器具です。涙腺で作られた涙は目を潤した後、涙点という穴から排出されます。この涙点をプラグを差し込み蓋をすることで涙が少なくても目に溜めることができるのです。涙点プラグの手術は15分程度です。

 

ドライアイ危険度チェック

・目が疲れる
・目が乾いた感じ
・かすんで見える
・目に不快感
・目が痛い
・目が赤い
・目が重たい感じ
・目がかゆい
・まぶしい
・目やにが出る

5個以上当てはまる人はドライアイの疑いがあります。

 

簡単!ドライアイ・チェック法

10秒間まばたきを我慢してみる

10秒間まばたきを我慢できない人はドライアイの疑いがあります。