聴覚ネットワークを鍛える聴覚筋トレ|健康カプセル!ゲンキの時間

TBSテレビの「健康カプセル!ゲンキの時間」で聴力アップについて放送されました。耳が遠くなるとコミュニケーションでトラブルが生じ、孤立や引きこもりにつながるケースが増えています。アメリカでの調査によると耳が良い人と悪い人で、認知症へのリスクを調べたところ、中程度の難聴の人は3倍、重度の人は5倍も認知症になりやすいと言います。つまり難聴には大きなリスクがあるのです。ではなぜ年をとると耳が聞こえにくくなってしまうのでしょうか?

音は耳に入ると鼓膜で増幅され蝸牛と呼ばれる場所で電気信号に変換され脳へと伝わります。その蝸牛の中には有毛細胞があり、それらが伸縮することで電気信号へ変換しています。ところが、年をとると有毛細胞が壊れていきます。外側にある高い音を感知する細胞から壊れていくため、高齢者は高い音が聞こえづらくなるのです。有毛細胞は再生することはありません。

 

聴力ネットワークとは?

年を取ると一般的に誰でも聞こえは悪くなりますが、鍵を握るのは聴覚ネットワークです。これは音にまつわる全てに関係している脳内の神経ネットワークのこと。私たちは本来、耳からの音を脳に伝達するさい邪魔な雑音をシャットアウトし自分の聞きたい音を選択して聞いています。しかし、年を取るとそれが出来なくなってしまうのです。また年を取ると高い音から次第に聞き取りづらくなっていきます。人の声の場合、母音は低音なので比較的聞き取れますが、子音は高い音が多く、中でもか行、さ行、た行、ぱ行は聞き取りづらいと言います。そんな老人性難聴の予防・改善に大いに役立つのが聴覚ネットワークです。

会話を理解する上でキーワードとなる言葉を予想できるか出来ないかが大切です。人が会話をしている時、100%全ての音声を聞き取っているわけではありません。会話の時に重要なキーワードを取り出しています。このキーワードを取り出すことが類推といって聴覚ネットワークの大事な働きです。聴覚のネットワークを強くするのはどうしたら良いのでしょうか?

 

聴覚筋トレ

音の響きの似た言葉を書き、一人が読み上げもう一人が復唱する
このとき、口の動きで推測できないよう背後から出題してもらいましょう
聴覚ネットワークのトレーニングで重要なのは音に集中することです。