頭痛スイッチ&片頭痛の原因が心臓の穴!?|健康カプセル!ゲンキの時間

TBSテレビの「健康カプセル!ゲンキの時間」で頭痛について放送されました。頭痛を起こす頭痛スイッチは人によってそれぞれ違います。その頭痛スイッチを見つけて、スイッチを押さないようにすれば頭痛が激減します。

 

緊張型頭痛

パソコンなど長時間の前傾姿勢は肩、首筋から頭部の筋肉が収縮し血流が悪くなります。すると筋肉内に老廃物が溜まり神経を刺激。それが頭にも起こり締め付けるような痛みが出ます。

 

片頭痛

何らかの頭痛スイッチがきっかけとなりセロトニンという神経伝達物質が必要以上に分泌される血管が収縮。その後、リバウンドの作用で血管が拡張しまわりの神経が刺激されます。脈打つような痛みが特徴で吐き気が伴うことも。数時間~3日続くとされています。この片頭痛のスイッチは光、天候、ニオイ、音、血圧などあらゆる刺激で押されてしまいます。

 

緊張型頭痛の対処法

お風呂や運動で身体を温め血行を良くし、筋肉の緊張をほぐすことで軽減できます。

片頭痛の対処法

頭痛スイッチを押さないように気を付けることと、痛む場所を氷などで冷やし血管の収縮を促すのも効果的です。

 

複合型の対処法 バイオフィードバック

緊張型頭痛と片頭痛、共に原因となるのがストレス。リラックスして身体と心をほぐす事が大事です。オススメなのがバイオフィードバックです。バイオフィードバックとは皮膚温の変化などを自分で確認しながら自身のストレス状態を把握し、リラックス状態により近づける訓練法です。自宅で行う場合は脈を抑え、自分が一番リラックスできる状況をイメージ。拍動がゆっくりとなるよう気持ちを落ち着かせましょう。

 

片頭痛の原因が心臓の穴!?

鳥取県に住む吉宮元応さん(36歳)は16歳からの18年間ひどい片頭痛に悩まされていたと言います。医師に処方された薬も効かなかったため、痛みが過ぎ去るのを待つことしかできませんでした。初めは年に数回でしたが、頻度は徐々に増し最終的には2週に1度のペースで襲ってきたと言います。しかし、2年前に行ったある治療でそれまでの生活が一変しました。それは心臓の手術です。元宮さんの片頭痛の原因は心臓の小さな穴だったのです。

心臓には全身を巡った静脈血を受け入れる右心房と肺からの動脈血を受け入れる左心房があります。そして、その左右の心房を仕切る壁が心房中隔です。その心房中隔に小さな穴が開いていることがあると言います。その割合は約5人に1人。静脈の中に含まれる物質が心臓の穴を通過して全身の血液に入り、それが脳に到達することで頭痛を引き起こすのではないかと考えられています。

実は吉宮さんの心臓の穴を塞ぐ手術は片頭痛治療のために行ったものではありませんでした。若年性の脳梗塞のために行われたのです。静脈内の小さな血栓は通常であれば肺で自然と溶けますが、心房の壁に穴があると血栓が肺に到達する前に穴を通過して全身の動脈血に混ざり脳梗塞のリスクが高まると言われています。

岡山大学病院では片頭痛患者に対して心臓の穴を塞ぐという国内初の治療を2015年6月にスタートさせました。この手術は投薬で頭痛が改善せず、心臓の穴が確認された時に限り受けることが出来るそうです。ただし保険適用外なので費用は約130万円かかります。