頭蓋結合双生児タチアナ&クリスタ|サイエンスミステリー

フジテレビの「サイエンスミステリー2011~人体の秘密SP見えざる禁断の世界~」で結合双生児タチアナ&クリスタ2人の不思議な力について放送されました。

カナダのヴァーノンに住むタチアナ(4歳)とクリスタ(4歳)は頭が繋がった頭蓋結合双生児です。頭蓋結合双生児は結合双生児のわずか2%、分離手術は難しいと言われています。

いつも先に口を開くのがタチアナ、おしゃまで甘えん坊です。一方のクリスタはかなりのおてんばです。2人の性格はまるで正反対です。21歳の時2人を身ごもったフェリシアは、我が子の状態を初めて医師からつげられた時のことを今でも忘れられないと言います。医師は生きて産まれる可能性は20%、例え産まれたとしても48時間以上生きられる可能性はわずか25%だと言いました。それでもフェリシアは生む決断をしました。2006年10月25日、タチアナとクリスタは生まれました。

祖母のルイーズは2人の無言のコミュニケーションに気付きました。主治医は2人の脳の視床の間に珍しい橋を持っていることを発見。脳のほぼ中心に位置する視床は視覚や聴覚、味覚などの知覚情報を大脳皮質に送る中継地点です。もしタチアナとクリスタがお互いの感覚を共有しているなら、2人が橋を通じて情報をやり取りしている可能性が高いと主治医たちは考えています。実際、1人が光を感じるともう一人の脳波にも反応があったそうです。2人はお互いの視覚情報を交換することが出来ると考えられます。

母のフェリシアは2人を連れて学校で公演をしました。見た目が違うからといって隠したくないと言います。みんなと同じように社会に出て、同じことが出来るように育って欲しいと言っていました。フェリシアは他の子とは違うわが子の将来を思っています。

この冬、家族を心配させる体の異変が起きていました。タチアナの方が背が高くなり足に負担がかかりサポーターがかかせなくなってしまったのです。一方のクリスタは体重が増えています。2人の体の大きさは違ってきました。またタチアナはクリスタよりも心拍数が高く尿の量も多いのです。医師によるとタチアナがクリスタの分まで心臓や腎臓を酷使しているのだそうです。