フェリチン不足 新型鉄不足で不眠うつ肌荒れ|ためしてガッテン

NHK総合テレビの「ためしてガッテン」で新型鉄不足について放送されました。茨城県に住む山口加織さん(30歳)は原因不明のうつ症状におそわれました。山口さんは介護の仕事についたものの6年ほど前からなぜか気分がふさぎがちに。人と明るく接するのがつらくなってきました。病院にいくと、うつ病の薬を処方されましたが全く改善せず症状はますます悪化。仕事を辞めざるおえなくなりました。しかし、ある薬を飲んだことで1ヵ月ほどで効果を実感。1年後にはうつ症状がすっかり改善したと言います。山口さんにはフェリチンが不足していたのです。

 

フェリチンの効能はうつ、睡眠障害、肌荒れ、イライラ、風邪。フェリチンは第2の鉄です(第1の鉄はヘモグロビン)フェリチンは鉄入りの倉庫のようなもので、1つに4500個もの鉄が入っています。11~90歳の女性、約3000人を調査したところ、半数の人がフェリチン不足であったと言います。

 

私たちが食事から鉄分をとると体の中でフェリチンに蓄えられます。しかし、フェリチンの鉄が底をつくとヘモグロビンの鉄が減り貧血に。同じ鉄ですがヘモグロビンの鉄は酸素を運ぶ役割をするため生命の維持に不可欠なのです。ヘモグロビンの鉄が不足した時は、フェリチンの鉄はほぼ底をついた状態なのです。

 

フェリチン不足の見分け方

まぶたの裏が白い人はフェリチン不足の疑いがあります。

 

鉄分摂取の落とし穴

鉄分の多い食材は、牛肉、マグロ、豚レバー、鶏レバー、ほうれん草、小松菜、ひじき、切り干し大根などですが、含まれている鉄の状態が違います。野菜や海藻に多く含まれている鉄は酸素と結びついた鉄が多いです。そのため吸収率が違うのです。鉄の吸収率は肉類では10~30%ですが、野菜類では1~8%です。しかし、酸素と結びついた鉄を吸収率の良い鉄に変える方法があります。それは食後にビタミンCをとることです。