水晶体超音波乳化吸引術 白内障・老眼・近視も治る最新手術|たけしのみんなの家庭の医学

テレビ朝日の「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」で白内障・老眼・近視も治る最新手術について放送されました。白内障とは水晶体が白く濁ることで物が見えづらくなってしまう病。白内障は60代の75%、70代の90%が発症しているといわれる病です。老眼と白内障、どちらも最大の原因は加齢です。そんな悩みを一挙に解消できる夢の様な目の若返り手術があると言います。

 

東京歯科大学水道橋病院のビッセン宮島弘子さんは30年前、白内障の手術の最新技術を学ぶため眼科医療の先進国ドイツに渡りました。ビッセン宮島先生はドイツで学んだ技術と知識をもとに速く正確な手術法を徹底研究。今では手術を10分程で終わらせることが可能になったと言います。

 

手術では目に入れるレンズを決めます。単焦点眼内レンズは遠くを見る用のレンズなら焦点は遠くにしか合いません。逆に近くを見る用のレンズなら近くにしか焦点は合いません。つまり白内障は治るものの近視や老眼がある人は焦点を合わせるために眼鏡が必要なのです。ただし保険適用のため料金は約10万円弱におさまります。最新のレンズは多焦点眼内レンズ。このレンズを入れると白内障はもちろん近視も老眼も解消。眼鏡いらずの暮らしが手に入るのです。ただし先進医療のため保険適用外。東京歯科大学水道橋病院でも67万円弱かかると言います。

 

水晶体超音波乳化吸引術は片目ずつ2回に分けて行われます。まず極小のメスを使い角膜のふちに2ヶ所切り込みを入れます。この時、手前の切り込みの長さは2.2mm。ここからメインの手術器具を挿入します。一方、左側の切り込みは1mm程度。補助的な器具を入れるため、それに合わせなるべく小さく開けるのです。次に濁った水晶体を除去。水晶体の厚さは4mmほど。水晶体を超音波を使って砕きながら吸引。最後に折りたたまれたレンズが入った専用の器具を切り込みから挿入。水晶体があった位置に広げます。ここで重要なのはレンズを水平に固定すること。0.1mmでもズレると歪みが発生。視力が損なわれてしまうのです。こんなにも緻密な手術を10分ほどで完了させると言います。