歯が健康だと脳と足が老けない|たけしのみんなの家庭の医学

テレビ朝日の「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」で脳と足を若く保つ秘訣について放送されました。脳の衰えと足の衰えは誰もが感じる切実な悩みですが、実はこの2つは元気で長生きできる健康長寿の指標として最も大切と言われているものです。しっかり歩けて、しっかり考えられればいつまでも元気に暮らすことが出来るのです。では、どうすれば2つの老化を食い止めることができるのでしょうか?実は高齢でも歯が健康で丈夫であれば脳と足の機能を若々しく保つことが出来るということが最近の研究で分かってきました。

 

本来、私たちの永久歯は28本あります。しかし日本人の歯の実態調査によれば永久歯は年と共に失われ50代後半で平均4本、60代後半では7本、70代後半では13本失うと言われています。歯を残すことと脳と足の機能の若さにはどんな関係があるのでしょうか?健康な歯でしっかり噛むことで歯を支えている歯根膜が刺激され、その刺激が口の周りにある三叉神経に伝わります。すると、その神経を通って刺激が脳全体を活性化。記憶を司る前頭葉の血流も増加し認知機能が活性化すると考えられています。事実、厚生労働省の研究によれば歯がほとんどない人が認知症を発症するリスクは歯が20本以上残っている人の1.9倍になります。さらに歯が19本以下になるだけで転倒するリスクが2.5倍にも増えるという報告がされています。原因はかみ合わせ。私たちは歯を噛み合わせることで下あごを安定させているのですが、歯を失うとうまく噛み合わせることが出来ず下あごがズレて不安定な状態に。すると目線が定まらなくなることで体のバランスが崩れやすくなってしまうのです。結果、歩く速度が遅くなったり歩くこと自体が少なくなり筋肉量が次第に減少していくのです。

 

歯を健康に保つ秘訣は咀嚼回数にあると言います。噛むことで唾液が分泌され歯を守ってくれるからです。唾液は虫歯の原因となる食べかすを洗い流し、虫歯菌が作る酸を中和したり、歯のエナメル質を元に戻す作用、虫歯菌や歯周病菌を退治する抗菌力などがあります。

 

噛む回数をアップさせる方法

1、噛みごたえ食材
ちりめんじゃこやたくあんのみじん切りなど噛みごたえのある食材を普段の料理に混ぜるだけ。

2、食材にひと手間
シチューやカレーに入れる具を普段より大きめに切るこで咀嚼数は簡単にアップ。

3、野菜にひと手間
野菜を繊維にそって切る。