ゴマモンガラ|ダーウィンが来た!

NHK総合テレビの「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」で凶暴魚ゴマモンガラについて放送されました。ゴマモンガラは鹿児島県屋久島の海でダイバーたちに恐れられています。

 

凶暴魚の謎を探れ!

ゴマモンガラは大きくなると体長70cmを超えます。目は左右別々に動きます。大きく開いた口には頑丈そうな歯がびっしり。この歯で硬いものをバリバリと噛み砕きます。ゴマモンガラは1匹のオスの縄張りの中に複数のメスが一緒に暮らしています。昼間はみんなバラバラに行動していますが、夕方になると決まった場所にメンバーが集まります。研究者によると、同じ縄張りに住む仲間であることを確認するための挨拶のようなものだそうです。こうした挨拶行動は魚ではとても珍しいことです。

 

解明!凶暴魚の宝物

ゴマモンガラは凶暴になったり、おとなしくなったりを繰り返します。そのポイントは海水の温度。25℃だとおとなしく、28℃だと凶暴に。研究者によると、ゴマモンガラは水温が低いとお腹に卵を持っていても産卵しません。そして産卵は生んだ後の発育が良い28℃以上になると行われます。水温が高いと凶暴になるのは産卵にそなえ敵を近づけないようにしているからです。ゴマモンガラの卵はわずか半日で孵化します。一度に生まれるのは10万匹ほど。ゴマモンガラの子供は物陰に隠れながら成長していきます。そして生き残ったわずかなものだけが次の命を繋いでいます。