増える安楽死動画&スイスの安楽死ツアー|Mr.サンデー

フジテレビの「Mr.サンデー(ミスターサンデー)」で増える安楽死動画について放送されました。今、安楽死を伝える動画がネット上に数多くアップされ海外で新たな議論が起きています。アメリカ人のブリタニー・メイナードさん(29歳)もネットで安楽死を宣言しました。メイナードさんは結婚式から約1年後の今年1月に悪性の脳腫瘍が発覚。懸命の治療を行うも余命6ヶ月の宣告を受けました。下した決断は安楽死が合法化されているオレゴン州に転居して11月1日に命を絶つこと。そんな彼女の告白はメディアで大きく取り上げられました。

 

現在、安楽死が合法化されているのはアメリカの5つの州とスイス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクのみです。しかし、海外メディアの報道に「スイスへの自殺ツアー倍増」という見出しが。スイスには安楽死をサポートする団体が存在し、海外からも希望者を受け入れ会員数は世界70カ国に約7000人います。団体の会員になるには入会金およそ2万円、年会費が最低9000円かかります。医師へのコンサルタント料などを合わせて費用は約100万円かかります。用意されるのは医師が処方する薬剤。何度も意思を確認し薬を飲みます。

 

常に批判を受け続ける安楽死ですが、それでも行う真理はなんでしょうか?ブリタニーさんの支援団体コンパッション&チョイスのマット・ウィタカー氏は「死に至らしめているのは病気です。命を縮めているのではなく苦痛や恐怖を軽くするため死に至る過程を短くしているのです。万が一の時はこういう選択もあると知ることで安心できるんです」と語っていました。オレゴン州では年間約100人程が安楽死を選んでいると言います。

 

ジャネット・ホールさんは大腸がんを患い余命6ヶ月から1年と宣告され安楽死を決断しました。それから14年、ジャネット・ホールさんは68歳になった今でも元気に生きています。余命宣告の後、スティーブンス医師に治療を続けるよう励まされ現在も元気に生きているのです。アメリカの報道によれば医療関係者の約7割が安楽死に反対していると言います。理由の一つは安楽死を前提に社会制度が構築される危険性があるからです。現在、日本では安楽死は殺人罪にあたります。患者が望んでいたとしても自殺関与および同意殺人罪にあたります。